独逸支部.12 道場の引越し – 無外流居合兵道 頌寶塾

「逍遊録」

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独逸支部.12 道場の引越し

さわやかな夏が過ぎ秋がやってきました。2010年のドイツの秋は非常に短く、あっという間に過ぎ去ってしまいました。

秋といえば「食欲の秋」「芸術の秋」「スポーツの秋」・・・いろいろあると思いますが、ドイツでは「出会いと別れの季節」でもあります。

ドイツの大学は夏学期と冬学期の二学期制で通常はどちらの学期でも入学ができ、どちらの学期でも卒業ができます。我らがドイツ支部にも大学卒業や仕事の都合でマインツ道場に通えなくなった塾生や、新たに塾生となった者もいます。

でもこの秋の一番のニュースは、「ドイツ支部の引越し」です。

約1年使ってきた道場を離れ、新しい道場に移りました。ここはマインツ駅から徒歩8分ぐらい。以前の場所に比べてさらに交通の便がよくなりました。また市街地にとても近いため、稽古の後の反省会にもとても便利です。

これが新しい道場の建物です。

一見、何の変哲もない建物のように見えます。中に入ってみましょう。

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1階は受付になっており、ここでは稽古はできません。

右側に階段があります。早速、2階へ上がってみましょう。

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こちらは畳敷となっています。かまぼこ型をした造りになっていて天井が非常に高く広々と稽古が出来ます。ここでは金曜の18時半から20時半まで、土曜2時半から5時半まで稽古をしています。

隣が板張の部屋です。畳敷きに比べると狭いのですが、ここでも十分に稽古が出来ます。ここでの稽古時間は月曜の19時半から21時半までです。

同じ建物の中に畳敷きと板張りの二部屋、これがこの道場の特色です。

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さて、稽古の模様をお伝えしたいと思います。

金曜の夜18時半、仕事や学業を終えた塾生が道場にやってきました。着替えを済ませ稽古が始まります。金曜は基本を入念に確認する稽古内容となっています。

皆、真剣に取り組んでいます。

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次に土曜日の稽古風景です。時間は3時間と比較的長いため形も取り入れ稽古しています。

それでは、次回の『独逸支部便り』まで。

皆さん元気でお過ごし下さい。

text by 間心(頌寶塾ドイツ支部長)
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