独逸支部.8 2010年新年初稽古
新年明けましておめでとうございます。
2010年第1回目の独逸支部便りは1月9日の初稽古の模様をお伝えします。
大学の卒業試験を控えた塾生や、大雪によりマインツに来ることができない遠方からの塾生が多かったため、新年初稽古の参加者は4名でした。
「切先の位置」と「立ち方」を確認するというのが「新年初稽古」の最大のテーマです。
まずは「切先の位置」に重点を置いての稽古。自分の頭の中での切先の位置と、実際の切先の位置とのずれを理解し補正していく過程で、塾生は自らの身体感覚と向き合います。
続いては「色々な立ち方」の稽古。ここでは足を前後に開き、平衡感覚を養うことに重点を置きました。
3時間の稽古はあっという間に過ぎ、マインツのとある地ビール屋にて「新年会」。
左の写真はビールの醸造過程です。ビールが熟成されていく様子が写真を通して伝わるといいのですが。
さて、実際のビールはといいますと・・・。
まずは200ccのビールが12杯並んだ「1メートルビール」の登場です。名前の由来は、並んだビールが1メートルの長さになるからだとか。この「1メートルビール」は「普通のビール」、「黒ビール」、「クリスマス・ビール」の3種類からなっています。「クリスマス・ビール」はクリスマスシーズンにだけ醸造されるアルコール度数が7%程度の濃いめの黒ビールといったところです。
ビールを前にしても未だに稽古の緊張が抜けないような面持ちの塾生たち。
あっという間に飲み終わり、第2回戦目に突入です。少しビールを飲み緊張がほぐれたようです。左の写真は新しい「1メートルビール」を前に笑顔の塾生たち。
この後、何回注文したかは、ご想像にお任せします・・・。ただ最後に写真(右)をもう1枚どうぞ。
楽しく元気がとりえのドイツ支部を、今年もどうぞよろしくお願いいたします!