独逸支部.7 クリスマス市食べ歩き – 無外流居合兵道 頌寶塾

「逍遊録」

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独逸支部.7 クリスマス市食べ歩き

前回のクリスマス市のレポートではクリッペなど宗教的な側面についてお伝えしましたが、今回は食べ物を中心にご紹介します。

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クリスマス市の醍醐味はなんと言っても夜です。電飾豊かなクリスマス市から見る街の風景はいつもより美しく見えます。闇に浮かぶマインツのシンボル、大聖堂をご覧ください。

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こんな夜は冷え込みます。そうなると、やっぱり暖かいものが飲みたくなります。例えば『グリューヴァイン』なんていかがでしょうか?

『グリューヴァイン』は赤ワイン(地方によっては白ワイン)に様々な香辛料などを入れて暖めて飲みます。日本の甘酒ほどではありませんが、少し甘いです。寒い夜空の下、白い息をはずませて「ぐーっと一杯」、稽古の疲れも吹き飛びます。この『グリューヴァイン』に入っている香辛料は、クリスマス市でも手に入りますので自宅で作ることもできます。

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この様々な香辛料はお酒だけに使われるわけではありません。例えば、『レープクーヘン』や『シュトレン』等のクリスマスに食べるお菓子にも使われています。お菓子専門のお店を見つけました。レトロ調の箱など色々あります。

お酒を飲み、体が少し温かくなってくると口が寂しくなってきます。ドイツの食べ物といったらなんといってもソーセージとジャガイモです。まずはソーセージなどいかがでしょう?牛、豚と大きく分けて2種類あります。ソーセージを手際よく焼く姿に思わず見入ってしまいます。

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「ソーセージだけでは物足りないな・・・」と思う方にはステーキもどうぞ。お店の前には『炭火で焼くステーキ』と宣伝されていました。

お肉はちょっとという方にオススメなのがジャガイモです。ペーストにして、かりっと揚げたものに、りんごのムースをかるく添えて食べます。

おなかが満たされると、今度はのどが乾いてきます。そこで、また『グリューヴァイン』を一杯・・・。

次回は2010年第一回目の稽古をレポートしたいと思います。

text by 間心(頌寶塾ドイツ支部長)
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