独逸支部.32 一時帰国での稽古 – 無外流居合兵道 頌寶塾

「逍遊録」

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独逸支部.32 一時帰国での稽古

皆さんこんにちは。

今回の一時帰国でまず驚いたのはコンビニ等での金銭のやり取りです。会計の時にコロナ前のように店員さんにお金を渡そうとしたら「そちらへお願いします」とのこと。

思わず「そちらってどちらですか?」と聞き返してしまいました。よく見るとレジの一部に現金投入口が設置されていました・・・

このように始まった私の一時帰国は、稽古でも多くの驚きがありました。久しぶりの道場を前にして「懐かしいなあ」と思ったのも束の間、稽古についていけるか心配になりました。というのも2020年の3月に始まった新型コロナのパンデミックから2022年までの間にオンラインの仕事が増えた一方で、施設の閉鎖等で稽古はできないし、気は滅入るしで、あれよあれよという間に体重が10㎏も落ちてしまったのです。2023年の夏以降、少しずつ体力が戻って来てはいたのですがやはり不安でした。

稽古は体力的には問題は無かったのですが、精神的には大変でした。長沼塾長が指摘してくださった事を実行しようと思うと、自分の身体がバラバラになったような感覚に陥り、もう何が何だか分からなくなり、混乱してしまいました。それもそのはずです。何といっても数年ぶりの日本での稽古だった事に加えて、参加できた回数も極めて少なかったのですから・・・
 教えていただいた点はメモに取ってありますので、それを道標にドイツでもまた稽古を続けていきたいと思います。


【追記】

イースターの時のマインツをご覧ください。多くの人が休暇中なので通常は賑わっている中心地も閑散としています。シラー広場の花壇にはパンジーと大きなオースター・アイ(イースター・エッグ)が!
 2月、3月は記録的な暖かさでしたが、4月に入ると零下になって雪が降り冬に戻ったかと思えば、打って変わって28度まで気温が上がるという寒暖の激しい日々が続きました。こうなると、引き続きこちらで暮らしていく自信が無くなります。5月は気温も安定してくれると良いのですが・・・

Photo & Text by 間心(頌寶塾ドイツ支部長)

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