独逸支部.15 マインツの夏 – 無外流居合兵道 頌寶塾

「逍遊録」

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独逸支部.15 マインツの夏

こんにちは。今回はドイツ支部の夏をご紹介する二本立ての特大号です。

皆さんは「小学生の頃の夏休み」といえば何を思い出しますか?ラジオ体操、絵日記、プール、たくさんの宿題・・・私は宿題もせず遊んでばかりいた記憶があります。

ドイツの子ども達の夏休みの過ごし方のひとつに「サマーアカデミー」というものがあります。文化系・体育系を問わず様々なコースがあり、子ども達は自分の興味や親の勧めによってコースを決めます。今回はそのサマーアカデミーに「日本」を紹介する講師として参加しました。

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前半は教室で日本語、日本の歴史、地理、気候などを子ども達に紹介しました。

「日本はどこにあるの?大きいの?寒いの?人口はどれぐらい?」等の質問に子どもたちが具体的に想像できるようドイツにひきつけて答えていきます。

日本語を使わずに「日本」についてわかりやすく説明することは難しいのですが、子ども達が日本語や気候に関心を持って話しを聞いてくれたことはとても嬉しかったです。

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後半は武道の紹介です。子供たちは初めて見る居合刀に興味津々です。「その刀は曲がっているけど壊れているの?」「鞘についている紐(下げ緒)は何のために使うの?」と次々に飛び出すたくさんの質問にできるだけ丁寧に答えた後、形の実演と説明をして終わりました。

主催者側の人達にも好評でしたので、また来年もこのサマーコースに参加できればと思っています。

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さて、次はドイツ支部の日曜日の稽古をご紹介します。

日曜は朝の10時から17世紀に起源をもつ要塞の一角にある体育館で稽古しています。土曜日の喧騒とはうって変わってマインツの日曜日は本当に静かです。

これがマインツ要塞の門です。そこをくぐると、大きなバッグを抱えたドイツ支部の塾生達がすでに集まっています。

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早速、着替えを済ませ稽古を始めます。

まずはしっかりと基本稽古。皆が集中して抜刀と納刀を繰り返し丁寧に稽古します。

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真向切の時にどうしても脇があいてしまう傾向がありそれぞれに苦労しているようです。

続いては「無外流太刀打之形」の稽古です。時に近すぎ、時に遠すぎ、適切な間合いを見出すのに四苦八苦しています。

text by 間心(頌寶塾ドイツ支部長)
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