2018夏 静岡合宿
2018 静岡合宿
平成30年7月28日~29日
途中、事故渋滞にはまりながらも東名高速を静岡に向かいます。行く手に見えるはずの富士山は分厚い雲の中。現地の天候に不安を覚えます。刻々と報道される台風情報の影響で合宿不参加になった人達が数名・・・どうなることやらと思いましたが、静岡市内はまだ天気の崩れは無く、薄日もさしていました。
久しぶりの武道場には新たにエアコンが導入されていました。建物もきれいに清掃され、未だ新しさを保っており密かに感動しました。
馴染みの支部生をはじめ新しく入塾した人とも挨拶を済ませ、いよいよ合宿のはじまりです。
本日は杖道の講習会です。
塾長の「初心に返って」という言葉とともに、杖と太刀の握り方、振り方、足の運びなど体の使い方について、基本的から丁寧に学びます。
「動きに慣れる」ということは大事ですが、「自分はその動きができていると頭の中で勘違いする」ことに慣れてしまったら、成長も上達もそこで止まってしまいます。
さて、夜の親睦会。
静岡支部長の「魚の美味しい所を探しておきます」という予告通りの素敵なお店が、台風のお蔭で貸切状態に。外は土砂降りでしたが、心ゆくまで刺身の新鮮さに舌鼓を打ちました。
二次会に向かう途中、隣を歩いていた人の傘が突風の為にみるみるひしゃげてぺしゃんこに!まさにこの時、台風が同県に上陸し、静岡駅では電車が全線運休になっていたのでした。
「今慌てて帰っても仕方ないからちょっと雨宿りしていきましょう」
翌日は台風一過の晴天。気温もぐんぐん上がる中、午前中は居合道の講習会から。
昼前にまさかの激しい通り雨があり、蒸し暑さが倍増。猛暑続きの今夏、エアコンは助かります。熱中症を心配することなく稽古に打ち込めます。
昼休憩の後はいよいよ試斬講習会です。
少々肩に力が入っている人が多いようです。力任せに巻き藁を耕して刀を曲げてしまう人も・・・
気持ちを集中して、刀をしっかりと振り切ります。
今回も思い出深い静岡合宿になりました。