2019秋 杖道合宿


1日目

季節らしからぬ10日間連続の雨天も明けて、晴れ渡った東京を出発!晩秋の福島は激甚災害に指定された台風19号(10月12日上陸)の爪痕も生々しく、いつも通る国道の路肩は崩れ、川には橋の鉄骨が落ち、家々の基礎部分には浸水の跡が残っています。こんな状況にも関わらず、いつものように合宿を催してくれたことには感謝しかありません。


今回はロシアから現地の大学などで教えている人達が5、6人参加していました。
改めて基本を中心に、宗家の指導で講習会が始まります。午後になると窓から日差しが入り、体育館内も暖かくなりました。
後半は一心流鎖鎌術の講習もありました。

寒い季節に有り難い温泉ホテルで親睦会。美味しい酒を持ち寄り、深夜まで語り合います。

2日目

翌日も晴れて気温は低め。体育館の床は、まるで冷たい石のようです。ジェットヒーターの前には自然と人が集まります。

「えいっ!!」「ほっっ!!」気合の声も白く立ちのぼります。

二日目は杖道の他に中和流短剣術を学びます。最後に審査会がありロシアの生徒さんも受けていました。

午後の早い時間に解散となったので、どこかに立ち寄ろうかという話もあったのですが、結局、高速道路の渋滞が始まる前に帰ろうということになりました。
途中、SAでおやつを食べたりしながら順調に走行し、無事に帰京しました。(無論その後は反省会!)