2009夏 南東北空手道選手権大会

平成21年8月23日
福島県石川郡石川町に於いて、第10回南東北空手道選手権大会がありました。
その中で、居合道の大会も行なわれ、頌寶塾の師範と五段以上の4名が審判員をしました。
また塾長が、試斬の演武を致しました。

空手をやっている方が殆どだったので、刀を振る筋力があり、足腰が確りしているので、いろいろ勉強になります。空手の型の上手な方は、居合の形も上手なようです。

決勝戦は、5人で審判をしました。

表彰式。

さて、空手道選手権大会が始まりました。
ロシアのテレビ局が取材に来ていました。
演武は、神道夢想流杖道から、試斬演武、空手の型と組手の演武、試割りへと続きます。

頌寶塾は、『形』で斬ることを目標の一つに掲げています。『形』は踊りではなく、『形』の通りに抜刀しても、斬る事が出来る。無外流がより実戦的であることの証明です。



まずは、二畳巻きを台座に置き、形の『右』で逆袈裟。

次も、二畳巻きを形の『左』で、振り向いて横一文字。


そして、一畳巻きを二本台座に置き、横一文字で斬ります。

最後は、巻き藁の上に載せた短い巻き藁を、右からの逆袈裟で斬ります。

続いて、極真館・石島師範の演武です。世界チャンピオンの方です。

無外流居合兵道の宗家・岡崎先生は、極真館空手道の師範でもあります。 型の演武から、試割りへ。板2枚とバット2本を蹴りで割り、最後に、三方に置いた瓦各10枚を座った状態から手で割ります。凄い迫力でした。

■おまけ■


普段、連盟の講習会でご一緒している寶祥会の皆さんは、ほとんどが、空手道を学んでいる方々です。
これまで、あまりじっくりと居合の演武を見た事がありませんでしたが、この日は、審判員として目を皿のようにして見ました。
筋力の下地ができているので、体の重心が安定しています。
いろいろ考えさせられました。お土産が沢山できて、来た甲斐がありました。

塾長も、試斬が無事に終わって、岡崎先生の素晴らしい演武と試割りに向けた盛り上がりに役目を果たせたと、一安心したようです。

最後に、福島の美味しい蕎麦で、ちょっとまったりしてから帰りました…。