2009 第1回 塩川杯
いよいよ今年から無外流居合道連盟最大の行事が始まります。
塩川寶祥先生のお名前を冠した待望の武道大会。
『第1回 塩川杯日本古武道大会』
遠く下関から、ここ東京の会場に塩川先生をお迎えできたことの幸せ。感慨無量です。
【頌寶塾 居合道の部 成績】
級外の部…優勝
級の部…優勝・準優勝・三位
初段の部…優勝・準優勝・三位
弐段の部…三位
【出場団体】
寶祥会・陽山会・心伝会
不動智古武道の会・頌寶塾
級外の部…優勝
級の部…優勝・準優勝・三位
初段の部…優勝・準優勝・三位
弐段の部…三位
【出場団体】
寶祥会・陽山会・心伝会
不動智古武道の会・頌寶塾
■21日(土)講習会・審査会・懇親会■
初日は朝から講習会。明日に備えてたっぷり稽古をします。
級・段位別に分かれて先生方の指導を受け、昼からは岡崎宗家の号令で表の形20本を抜きます。
級・段位別に分かれて先生方の指導を受け、昼からは岡崎宗家の号令で表の形20本を抜きます。
その後、居合道・杖道・空手道と部門別に稽古をして、夕方からいよいよ審査会です。
頌寶塾からは12名が昇級・昇段を目指しました。
頌寶塾からは12名が昇級・昇段を目指しました。
今回の審査では、クラス別の演武が終わる都度、岡崎宗家からのご講評がありました。
褒められても注意されても、自分の稽古の『成果』です。実りという意味では同じです。
褒められても注意されても、自分の稽古の『成果』です。実りという意味では同じです。
審査会終了後、明日の大会の会場設営をしてから、懇親会の会場へ移動。今夜はお店を借り切って飲み放題!!
隣り合った初対面の他会の人達とも話しが弾みます。
隣り合った初対面の他会の人達とも話しが弾みます。
■22日(日) 塩川杯■
とうとう始まりました。
『第1回塩川杯日本古武道大会』。この日の為に、忙しい日々の少ない時間を稽古に割き、みんな頑張ってきました。
入塾間も無い、納刀もやっとできるようになったばかりの人も一生懸命に形を覚えての出場です。
『第1回塩川杯日本古武道大会』。この日の為に、忙しい日々の少ない時間を稽古に割き、みんな頑張ってきました。
入塾間も無い、納刀もやっとできるようになったばかりの人も一生懸命に形を覚えての出場です。
段位決勝戦の審判は、先生方5人が勢ぞろい。
居合道の部は午前中で終了です。今年は級外~参段までの競技でした。
昼を挟んで午後は、師範演武からのスタートです。
その後、糸東流空手道の競技、神道夢想流杖道の競技へと続きます。
全競技を終えて、表彰式です。記念すべき第1回目の塩川杯に、塩川先生が読み上げて下さった賞状を受け取る事ができるなんて、本当に光栄なことです。
でも、今日は、参加した塾生全員に賞を上げたい気持ちです!
でも、今日は、参加した塾生全員に賞を上げたい気持ちです!
大会後のささやかな打ち上げ…のつもりが、予約したお店の座敷から、人がはみ出てしまうほどの盛況でした。でも、混んでいるほうが仲良くなれていいですね(ということにしておこう)。
■23日(月)流祖祭■
無外流の流祖・辻月丹資茂が葬られたといわれている如来寺。当時は高輪に在ったらしいのですが、現在は品川区西大井の住宅街の中に静かな佇まいを見せています。
『都治』名の墓が幾つか並んでいます。
『都治』名の墓が幾つか並んでいます。
控え室で寛ぐ先生方が「何処の組長の法要ですか?」な雰囲気の場面。道場では気にもなりませんが、外では異様。
それはいいとして、
後から思えば、この待ち時間が勿体無かったのです。お墓参りを先にしておけば……
それはいいとして、
後から思えば、この待ち時間が勿体無かったのです。お墓参りを先にしておけば……
北は北海道から南は下関まで、沢山の人達が『塩川杯』の為に東京に集まりました。今年は第1回目でしたが、将来、皆がその日を目指して稽古に励むような大会に育って欲しいです。
一番嬉しかったのは、お元気な塩川先生と奥様をお迎えできたことです。流祖祭の後で、お帰りの新幹線の時間まで、あまり余裕が無く、慌しいことになってしまったのが心残りです。
そして、末端で大会事務局のお手伝いをさせて頂きましたが、反省点が多々あります。善処して次回に臨みたいと思います。
ところで、予想外の喜びは、初心者の塾生達が、大会後に何故か居合の腕前が上がっていたことです。入塾早々とんでもない場面に放り出されて度胸がついたのか?講習会で知らない形までやらされて、眠っていた何かが発動したのか?な、ワケは無いと思いますが、やはり獅子の子は千尋の谷に突き落として這い上がって来た子だけを…(以下略)。