2010 第2回 塩川杯


優勝から三位までに入賞した塾生達です。
賞に恥じないよう、更に稽古に励みましょう。

【頌寶塾 居合道の部 成績】
級外の部…優勝・準優勝
級の部…準優勝・三位
初段の部…優勝・準優勝・三位
弐段の部…準優勝・三位
参段の部…三位

【出場団体】
寶祥会
陽山会
心伝会
不動智古武道の会
頌寶塾

■4日(土)講習会・審査会・懇親会■


講習会。
宗家が昼に到着されるので、午前中は長沼師範と、先生方が指導をします。

午後からは、宗家と表之形20本を抜きます。今年最後の連盟講習会です。
審査を控えているので、皆真剣な表情です。

居合道の講習会が終了してから、各種目に別れて、更に稽古を続けます。

夕方から、いよいよ審査が始まります。
広い広いアリーナで、いつもよりも大勢の門下生に注視される中での演武は緊張します。

審査直前の緊張のひと時。
なんとなく、塾生同士が集まって輪になっていました。
みんな、ガンバレ!

全員合格でひとまず安心。

明日の会場設営の後お店を借り切って懇親会です。

これを楽しみにしていた人、おまちどおさまでした!

■5日(日) 塩川杯■


塩川杯日本古武道大会は、今年で2回目の若い大会です。
けれども、ゆくゆくは、武道を歩もうとする者達が、年に一度、出場を目標に稽古に励むような大会にしたいと思います。
そのためには、各々の中に、そういう気持ちが育たないと始まりません。

居合道の決勝戦の後昼休憩をはさみ、午後の部は師範演武から始まります。

そして、糸東流空手道、神道夢想流杖道のトーナメント戦へと続きます。

全ての競技を終え表彰式と閉会式が行われました。

入賞したみなさん、おめでとうございました。この入賞を、新しい責任ができたととらえ、なお一層、稽古に励むことを期待します。

単に、通過する年間行事のひとつとしてではなく、目標となる行事へ──。
これからの『塩川杯』の大きなテーマです。

1人の人間の『名前』を冠するということは、その人間の歴史を我々の中に残すということです。

『塩川寶祥照成』という不世出の武道家がいます。
その修めた武術をいかに正しく伝えるか。
普段、別々に稽古をしている同門他会の門下生が一堂に会し、競い、あるいは術を披露する。
それは、正しく伝わっているかを見るための重要な機会でもあります。
『塩川杯』の背後にある、もうひとつの大きなテーマです。