2025寒中 杖道合宿

からりと晴れた寒い朝。予定通りの時間に東京を出発。東北道では車窓から雪をかぶった山々が奥まですっきりと見えました。温かな食事でおなかを満たして、今日は5時間の講習会です。
 毎年利用している元学校を改装して地域プラザにしている施設ですが、以前、子供たちがスポーツに勤しんでいた校庭跡を宅地として造成中でした。次に来た時は家が建っているのでしょうか・・・

冬になると白鳥のようにやってくるロシアからの参加者さん達も居ます。合宿では普段組まない人と組むので、いろいろ学びがあり、後日の稽古の励みになります。
 午後は太陽光がさんさんと差し込みますが、日が沈むと急激に気温が下がります。ジェットヒーターが有り難いです。一日目は鎖鎌の講習や、ロシアの会員さん達の審査がありました。

夜は懇親会や二次会で大盛り上がり。ホテルは他に団体が少なく、露天風呂にもゆっくりとつかることができました。


翌朝も日本晴れ。ホテル前を流れる北須川の土手には霜が降りていました。車で20分ほどで講習会場に到着。とても寒いですが、朝日が床を明るく照らし、清々しい気分です。杖道の講習会と中和流短剣術、審査会とあっという間の3時間です。


午後1時から地元の石都々古和気神社に参詣します。いつからかこれが初詣の習慣となりました。今回は初めて御朱印も頂きました。ここは石川城が在った小高い丘(八幡山)で、参道にはパワースポットが点在しています。桜や新緑のシーズンにゆっくり巡ってみたいです。社殿内部は美しく設えられ、大切にされています。師範の先生方の心のこもった榊奉納と演武、そして審査合格者への免状授与などがありました。


帰路の東北道はとても空いていました。車のプロUさんの運転で無事に帰京。反省会では講習会の話題や、二次会で宗家のお話が面白かったことなどに花が咲きます。
 さて、一年最初の行事が終了しました。そしてまた時がどんどん過ぎていきます。しっかりと目標をもって稽古をして行きたいです。