2007今年最後の講習会

平成十九年十月二十八日

昨夜までの大雨が嘘のような晴天の下
今年最後の連盟講習会&審査会。
頑張るぞ~!

今日の講習会は昼にかかるので開場前に軽く腹ごしらえ。
昇段審査初挑戦の彼は行きの車の中で散々脅されて?
ちょっと不安。
基本の形二十本を丁寧に講習。
この一年間の復習のつもりで。
いよいよ居合道の審査です。
二人ともいつもの調子で
落ち着いて、しっかり演武して下さい。

自分の番がどんどん近づいてくる。
日頃、先生に注意されていることは何だったかな?
宗家に名前を呼ばれて大きな声で返事ができた。
刀礼の後は頭の中が真っ白…
ひたすら身体が覚えている動きを追いかける。

我々無外流居合道連盟はあくまでも居合道の団体ですが、無外流はそもそも剣術を主とする流派です。
この度、塩川寶祥先生より、無外流剣術として日本武道連盟の段位認定がなされることになりました。
この日は居合道の上段位者に対し、太刀打之形五本にて審査が行なわれました。
近々、防具を着用しての剣道の稽古、審査での勝負合も始まります。

審査を終わって整列。
自分の演武のまずかったところが頭の中をぐるぐる…。

「合格?」「おめでとう!」

平成19年の連盟講習会も今回で終わりです。
2月の試斬講習会に始まって、二度の合宿を含みほぼ2ヶ月に1度の割合で全7回が行なわれました。普段は別々の会に所属し、稽古に励んでいる人達とこうして講習会で顔を合わせることは本当に良い刺激になります。
他会に密かなライバルを見つけた人もいるでしょう。
せっかく始めた武道ですから『井の中のかわず』では勿体無い!
来春からまた始まる講習会までしばしのお別れですが連盟の皆さん、また元気でお会いしましょう。