2007冬 鹿島合宿

■壱日目■


毎年、塾の行事の最後を飾る『鹿島合宿』です。
天気が悪いということで気にしていましたが
実際は大して崩れずひと安心。
ホテルの体育館で翌日の試斬の巻藁を準備してから
鹿島神宮へ向かい
参道のいつもの蕎麦屋で昼食をとって
いよいよ本日の稽古場所である神宮武徳殿へ。

岩海苔そば  

 
 
 
長い長い歴史を持つ神宮の杜の中、十年一日のごとく深閑として佇む武徳殿。

凄い鍛錬棒を発見!
さて宴会。予約していた牛スキが牛しゃぶに化けていたというアクシデントもなんのその。肉と野菜が食べきれないほどドッサリと…。
その後は、広いカラオケルームを借り切って、なんと4時間も歌いまくりました。

先生、カメラあっち、あっち!

親ぁの血をぉ引くぅ
兄弟よりぃもぉぉ~っ♪

とりあえずイェ~イ!
■弐日目■



翌日は試斬から始まりました。

各々がそれぞれの課題に挑み…。

最後は脇差の形の稽古で締めくくりました。


初詣は六十数万人もの人出でごった返し
大行列のできる拝殿前も、この時期はほんとうに静か。
合宿の幹事を務めてくれたAさん
何をお願いしたのでしょうか?


まだエネルギーの余っている人がいるようですね。

毎度お世話になる蕎麦屋さん。
そして毎回注文する名物『むかしもりそば』。今年のかき揚げは、ナスやイカが入ってちょっと衣が厚め。前日、漬物が食べたいと言ったら、今日は沢庵やら白菜やら美味しい漬物をこれまたドッサリと出してくれました。

 

  『偽』という漢字に象徴された2007年。
マスコミや食品メーカーや高級官僚の欺瞞だけではなく
銃を使用した(自殺を含む)犯罪や身内に対する凶行も増えたように思います。
人が人を信じるのが難しい時代になりました。
その年の重大ニュースなどを見ると、トップ10に入っているのは暗いニュースばかりです。それはどんなに大きな喜びよりも、悲しみや怒りのほうが、人の心には深く刻まれるからです。
頌寶塾の塾生は幸いにして、人生の中で居合道を学ぶ余裕を心に持っています。
2008年は是非、誰かの為に自分を役立てるという気持ちで過ごして下さい。